インタビュー:残り12単位の男

(2015年10月15日)

(この記事は公開を終了しました。)

———では佐々木さん、本日はよろしくお願いします。

佐々木:よろしくお願いします。

———大学生活も残り半年となりましたが、これからの抱負を教えてください。

佐:そうですね、とりあえずこの半年は勉強を頑張りたいなと思っています。
大学4年のこの時期って、どうしても遊び呆けがちなんですよね。
まあ、卒業したら毎日朝から夜まで働くわけですからね。
時間がある今のうちに、思う存分遊んでおきたいなっていう…、その気持ちは十分に分かります。
ただ僕は、まだまだ知識不足という部分もありますし、何より今勉強をしないでいつやるのかと。
やっぱり学生の本業は勉強ですからね。

———それは単位が足りていないからですか?

佐:いや、違いますね。

———では単位は既に取り終えていると。

佐:ええと、その、単位だとかそういうディメンションの話じゃないんですよね。
まあ単位が足りていないという事実は認めますが、それはただの事実であって目的じゃないっていうか…。

———つまりそれはどういうことですか?

佐:例えばですね、お腹が空いているときに食べるカレーと、満腹のときに食べるカレー。
どっちがより美味しく感じるかって言ったら、もちろん空腹のときですよね。
では、単位が残っている状態で受ける授業と、単位を取り終えた状態、つまり『満腹』で受ける授業、どっちがより身に付くと思います?
…はい、つまりはそういうことなんです。
だから単位が足りていないことはそれほど不利な部分とは思っていません。
それにやっぱり僕も人間ですから、この先、時には勉学に対するモチベーションが下がってしまう事態も十分に考えられます。
そういうとき、何が僕のやる気を上げてくれると思いますか?
はい、『ここままだと卒業できないかもしれない』という緊張感です。
この緊張感が勉学に対するいい刺激になってくれていますね。

———むしろ単位が足りていないという事実を肯定的に捉えているということですね。

佐:はい、その通りです。
だから単位が『足りない』というより、『残した』と言った方が正しいですね。
それと、ここだけの話なのですが、実は単位が取り終わった大学4年生ってすごく危険なんです。
例えば、これは四ツ倉君という友人の話なのですが…。
先日彼の家に遊びに行ったとき、家の鍵が掛かっていなかったんです。
多分それって、単位が取り終わっているからなんですよね。
もう自分は卒業できるからっていうことで油断しているんですよ、あらゆることに。
きっと彼はそのうち空き巣に遭って、しまいには後ろから刺されますね。
どれもこれも単位を取り終えてしまっているからなんですよ。
本当に気の毒です。

———ありがとうございました。 –>


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